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【4℃ かつて日本のバブル《泡》(泡沫景気)時代 1部】


 今や、日本経済は、日経平均株価15年ぶりに2万円に達しようか…という状況 下にあります。
大手の輸出関連企業は円安の影響からかなりの業績が伸びています。しかしながら、それが果たして景気回復と言えるのか…
 また、デフレ脱却が 完璧にできてない今で…それは、はたまた、疑問を呈するところでございます。
一番大切な事は国民の生活の向上こそが一番の判断材料の目安ではなかろうかと 思います。

 
 1989年12月29日、日経平均株価は3万8915円という高値をつけました。
この日は後に“バブル絶頂の時”と言われることになります。

ニューヨークの「プラザホテル」という五つ星のホテルにて、1985年9月にこのホテルで行われた5カ国蔵相会議(5G)で、ドル高是正のための合意がされましす。この「プラザ合意」が、きっかけで日本のバブル経済の幕開けとなりました。

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 何故、ドル高の是正が行われたのか?当時、日本の経済がどんどん発展。

日本製品(輸出)大量→→→アメリカ(品質の良い日本製品)
その為、アメリカの企業は太刀打ちできなくなっていきます。簡単にいうと、アメリカ製品が売れない、そのうち、アメリカ議会で問題になりました。
 課題としては、日本の製品がアメリカに大量に入ってこないようにするにはどうしたらいいのか?
結果、「円」の価値を上げ、円高ドル安になれば、日本から輸入した製品をアメリカで売るとき値段が高くなり、ものが売れにくくなる。
 また、一方、ドル安なのでアメリカは自国の製品を海外に安く輸出できる。
そう考えたんですね。
 プラザ合意は、日本とアメリカだけの合意ではございませんでした。アメリカの経済が危機的な状況に陥ると、世界中に影響を及ぼします。
そのためイギリス、西ドイツ、フランスの先進国が集まって合意が行われたのです。

先進5カ国はドルが安くなるよう、一緒に為替介入を実施しました。為替介入…(政府が意図的に外貨を売買し、外為市場に介入する事)
(各国が揃って為替介入を行う事を協調介入といいます。)
 各国の中央銀行は、保有するドルを大量に売り出し、そして、日本の場合だとドルを売り円に換え、円の需要は高まる。
 故に、円の価値は上がる。逆にドルの値段は下がるという具合に。

日本経済は、円高ドル安に、陥る結果となりました。
当然、日本の輸出企業は大打撃を受け不況になった次第です。

                                          続く・・・ 

                                                         Tadokoro
 
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